成長発育が終わった永久歯列に対してのマウスピース矯正です。歯型をとり3Dデータ化して世界中のデータを基にしてオーダーメイドのマウスピースが約30枚~60枚作られます。世界中での実績もあるようですが、1日20時間の装着が必要なこと。また最新のテクノロジーを使っているので費用が80万円ほどかかるようです。インビザライン矯正の一般的な治療期間は2年~3年ほどで、まず最初に作成したマウスピース約30枚~60枚を1年ほどかけて計画的に段階的に交換して毎日食事や歯磨き以外の約20時間使用します。8割以上の症例に場合にリファイメント(誤差の修正)という計画の誤差を修正する処置が2回~3回ほど必要になります。1回のリファイメントで歯と歯の間を少し削ったりして新たにマウスピースを15枚~30枚作り半年~1年かけて誤差(多くは奥歯のかみ合わせ)を修正していきます。もちろん初回の計画やリファイメントで毎日20時間以上装着しない・できない場合はすべてが無駄になります。

成長中の子供や中学生に対してはメリットもありデメリットもあるようです。成長を利用して早期に理想的な歯並びにできる可能性があるので例えば歯並びのコンプレックスやその他歯並びが日常生活に支障をきたしている場合などは下記のリスクよりメリットがあると本人およびご家族が理解されれば行う価値はあると思います。デメリットは毎日20時間子どもが使えるか。高額な治療費。動的(力で歯を動かす)であるため後戻りのリスクもある。途中でやめると奥歯のかみ合わせが合わなくなるなどです。

大人の場合は成長もなく、ワイヤー矯正と同じく動的に歯を動かすので確実に歯並びがよくなる治療法です。

☆マウスピースの選び方

☆他より安い理由(4万~7万)