1歳半から3歳の「指しゃぶり」は赤ちゃんが自然に行う行動です。赤ちゃんには吸啜反射があって、口に入ってきたものを吸う原始反射があります。指が口に当たると自然に吸ってしまい、それが頻繁に起きるようになると「指しゃぶり」という癖になってしまいます。「指しゃぶり」は3歳ぐらいまでは様子をみます。いろいろな遊びの時間をとり、「指しゃぶり」徐々に時間を減らすことからはじまます。「おしゃぶり」は保護者がなんらかの理由で与えるものであり、2歳半頃にはやめるようにしましょう。2歳半で開咬という前歯が閉じない不正咬合になっても早期にその原因のクセをやめると4歳に頃には自然と開咬が良くなるケースも多いです。