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マウスピース矯正 記 I0573

2016年12月開始(9歳~)

正中離開、上顎前突

知り合いのお母さんからの紹介で来院のUくんはマウスピースを開始して今月で2年8か月がたちました。正中離開と上顎前突が主訴でした。K1(1個目)を開始して1年目で前突は改善し切端咬合まできました。マウスピース矯正の場合、成長に伴い一時的に切端咬合や軽度の反対咬合になる場合があります。先日大阪で公演された矯正歯科の講師の塩田先生も言っておられました。今回はK1の後にムーシルド(2個目)を約半年間使用しK2に移行しましたが、ムーシルドを使用せず慎重に経過を診ながらそのままK2にいく場合もあります。現在はK2(3個目)を使用し8か月目になります。切端咬合も改善し被蓋は正常ですが正中離開がまだほんの少し残っています。写真で確認すると徐々に閉じてはきているのですがゆっくりです。すでに永久歯列で乳歯は残っていませんが両側の上顎の7番がまだ萌出していないこともあり、最後の頑張りに期待したいです。問題点は口呼吸です。どうしても意識しないと口がポカンと開いてしまいます。再度舌の位置の確認をしました。

前回から3か月後(2020年4月)。開始からほぼ3年が経過しましたが、正中離開がもう少し残っています。K2を使い1年が経過しスペース的には問題ないので、顎を拡げやすいK2の目的は達成できたとして終了。以前使っていたLサイズのK1のマウスピースを固定(保定)として引き続き使うように指示。同時に口を閉じる意識を高めることを指示。まだ両側の上顎7番が萌出していないので最後のチャンスとしてもう少し頑張ることを確認。もうすぐ13歳です。