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マウスピース矯正 記 I2088

2018年9月(8歳~)

反対咬合、上下前歯部叢生

紹介で来られたNちゃん。他の医院で矯正をすすめられ8歳の時に来院。上下ともお口が小さくスペースがない。前歯が1本分反対咬合でしたがスペース作りを優先し、ちょうど1年前からK1(1個目)をスタートしました。1か月後には1本分の反対咬合は切端咬合まで改善。夜は頑張ってはめて寝てくれているとのこと、でも朝には自然と口からマウスピースがはずれているようです。3か月後に話を聞くと最近はかなりさぼっているようで、再度「頑張ろうね」と少し長い間その必要性を説明して頑張ることを約束しました。スタートから4か月後の話しでは頑張っているとのことで安心。そして上顎の犬歯が萌出してきたのでK2(2個目)に変更。花粉症もあり時々鼻がつまり使えない事もあるが努力はしているとのこと。今月でK2開始後半年が経過しました。下顎の前歯はキレイに並びました。今の問題は上の両側の犬歯のスペース不足です。このままではいわゆる「八重歯」になってしまいます。現在9歳で残存乳歯は上顎の第2乳臼歯の2本だけ、時間もないのでT2(3個目)に変更することを保護者の方に説明しました。T2はK2に比べ上顎犬歯の幅にゆとりを持たせているためこの場合はK2よりT2を選択することが有効であると言われています。

前回から2か月後(2019年10月)。上の両側の犬歯が理想の位置にきました。

前回から3か月後(2020年1月)。乳歯もなくなり全部永久歯になりました。9歳半です。永久歯列になる時期は個人差があります。早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。開始後1年半でなんとか間に合った感じです。まだ7番が生えていないのでまだまだ乱れてくる可能性もあるのでマウスピースは続けたほうがいいです。