子供の歯ぎしりへの対応

1.よく咬む習慣をつけましょう。

あまり咬まずにあわてて食事をする子どもほど歯ぎしりが多くみられる傾向があります。よく咬んで食べる習慣がないと顎の成長が阻害され成長過程で咬み合わせに悪影響が出てしまうためです。よく咬んで食事をする習慣を身に着けることは大切です。またよく咬んで味わいたくなるようなメニューを工夫すること、食事中はテレビを消して会話と食事を楽しむ環境を作ることも重要です。

2.正しい姿勢をおしえましょう。

猫背の子どもも歯ぎしりを悪くします。背中を丸めた姿勢が続くと首の前方の筋肉が緊張します。首の前には口を開ける時に使う筋肉があるため口を開けにくくなり顎関節の働きが悪くなることで歯ぎしりが生じます。座っているときの姿勢は大切です。背もたれのある椅子に浅めに腰かける練習をしましょう。