吹田の豊津(とよつ)駅近くの山手小学校前で小児歯科もしている川崎歯科医院です。昔から多くの子どもたちが来てくれます。
1回目のお話しは「習慣」です。
小児歯科の目的は虫歯にならない習慣を作ってあげる事が最も重要です。ドラマで中学生や高校生が家族で朝食をとったあと「行ってきます~」と元気よく食べたあと歯も磨かずに出かけていきます。
それを見て違和感を感じるのは私だけでしょうか?その中学生や高校生は学校なので昼食後も磨かない可能性も高く、次は夕食後?塾やテレビをみて疲れたら・・・磨かない?
ここで考えてほしいのが、「子どものころからの習慣」です。
「習慣」とは不思議なもので大人になっても続きます。
一度ついた「習慣」は、なかなか変えれません。
であるなら、本当に小さい時(3歳ぐらい)から下記の「歯磨きの習慣」をつけてあげる事です。その「習慣」は一生続きます。
・朝食前に簡単でいいので30秒ぐらい磨く。
・朝食は時間に余裕をもってとり、朝食後は2分でいいので磨く。
・できれば、学校でも1分でいいので食べたら磨く。
・夕食後は眠くなる前に4~5分しっかり磨く。
その繰り返しが一生続きます。
私の高3と高1の子どもたちは、
上記を習慣として毎日当たり前のようにしています。
が、磨く事がいつまでも上手にならないので
月1回の点検ではあちらこちらに磨き残しがあります。
でも、虫歯はありません。
なので、家庭での習慣付けが重要で
歯医者は1か月か2か月に1度点検にきてもらい
磨き残しを器械できれいにします。
その繰り返しがカリエスフリーにつながります。