Patrick McKeown氏による
ビューテイコ呼吸法の目的
ORTHIKA NEWS LETTER
Vol.2 July 2021から
二酸化炭素への換気反応を下げて
呼吸パターンを正常化させること
二酸化炭素の換気反応が高いと
早く強く呼吸していることになる
(過換気状態)
空気飢餓感を高めるエクササイズをすると
二酸化炭素への耐性を高める
目標はゆっくりとした静かな呼吸にすること
呼吸パターンの測定指標
1.自然な呼吸で鼻から吸って吐く
2.指で鼻をつまみ、息をとめる
3.最初の空気飢餓感を感じるまで
または、呼吸筋の最初の不随運動を感じるまでの
「秒数」を測る
成人は最低25秒
小児は歩数
5~7歳は50歩~60歩
8~9歳は60歩~70歩
10歳以上は80歩
質疑応答
空気飢餓感を与える事で
呼吸における筋肉や機能が活性化すると
考えてよいか・・・
ビューテイコエクササイズは
すべて空気飢餓感を作り出す
空気飢餓感が起これば血中の二酸化炭素が
増えたことを示す
飢餓感を作る目的は二酸化炭素への
換気反応を下げることで
ゆっくりとした静かな呼吸にする
血中二酸化炭素が増える事は
迷走神経の刺激にもなり
自律神経系に影響を与える
このエクササイズは
一酸化窒素をうまく利用することができ
鼻呼吸することで
横隔膜の振幅を増やすことができる
二酸化炭素の換気反応を下げる事が
一番の効果である