発育空隙 2019年7月2日 小児歯科について 3歳~5歳、Hellmanの歯齢ⅡA。 すべての乳歯が萌出完了してから、永久歯の萌出が開始する前の時期です。歯の交換はまだみられず、歯列弓の成長変化の少ない安定した時期です。この時期の特徴として空隙があります。 霊長空隙:上顎ではBとCの間、下顎ではCとDの間 発育空隙:霊長空隙以外の生理的な空隙 5歳頃には顎の成長によって下顎前歯に空隙がみられることがありますが、問題ないことが多いです。 空隙のない歯列弓を閉鎖型歯列弓と呼び、永久歯列になると叢生がみられることが多くあります。 「6歳臼歯の萌出」 「指しゃぶり」