小児矯正用に開発された
マウスピースなので
開始の基本は乳歯列期です
つまり12歳ごろまでです。
【症例その１】
23歳男性で上顎前突（出っ歯）で
昔から唇が自然に閉じれないので
口が乾燥してどうにかならないか
相談をうけました。
高額な治療費を払ってでも
矯正して治したいとのことでした
数枚の紹介状を書き
本人もいくつかの矯正専門医に行き
説明をうけたとのことでした。
その後当院に戻ってきて
効果が無くてもいいので
本格的な矯正する前に
マウスピースをはめてみたいとのことで
販売元のオーティカマイオソースに
問い合わせたところ
可能性はゼロではないとのことで
T1のLサイズを提案されました
まず、口におさまるかどうかも心配で
患者さんには口に入らないかもしれないけど
その場合でも開封したら1万円はかかるけどと
説明し、了承を得て開封してはめてみると、
装置は口におさまり、なんとか唇も閉じれます
それから1か月がたち
患者さんからの連絡で
毎日使っていて
使っていない時でも
自然に唇が閉じれるようになったと
喜んでました。
また来院時に資料を集め
報告したいと思います。
お役にたててよかったです。
1年後に来られたので聞いてみたら
母親が間違って捨てたとの事で
結局1か月だけしたとのことでした。
【症例その２】
当院の歯科衛生士さん
子どもの気持ちを知るために
自主的に1か月間、T1Lを使用
結構我慢強い性格なのですが
歯が痛くて
1か月でギブアップ
子どもはすごいと言ってました
当院の大人の経験はこの3人です
それも最高1か月での評価
・たいへんです
・効果はほぼないと思います
・希望があれば相談には応じます
