この治療法は、成長発育期にマウスピースを使って「歯並び」や「かみ合わせ」が悪くなる原因のお口の周りの「悪いクセ」を改善し正しい方向へと導いてあげる治療法です。毎日頑張ってコツコツとマウスピースを使い続ければ「悪いクセ」は改善されます。その時期が成長発育期の期間内に間に合えば結果として「歯並び」や「かみ合わせも」本来あるべき状態に導いていかれます。

失敗例ではありませんが、本人にやる気がない、家族のサポートが続かない場合などでマウスピースを入れていなければ何も変わりません。そしてあっという間に成長発育期が終わります。

令和3年11月現在これまで130人近くの子どもたちを診てきましたが、2年以上経過した70名中62名(88%)は「とても満足・どちらかと言えば満足」との結果でした。また8名は期待ほどではなかったとの結果でした。

それと、「爪を咬むクセ」をしている子どもが3人ほどいて、なかなかそのクセがなおりません。そうするとどうしても下の顎が前にでてきてしまうので、爪を咬むクセを治してあげたいのですが、マウスピースは爪を咬むクセは治せないので今後の課題です。保護者の方と相談しながらネットでいろいろな情報をみて考えていきます。

失敗例ではないのですが、例えばマイオブレースをする前に別の医院で床矯正など別の治療を行い上顎がきれいにそろったので下のガタガタはマイオブレースで治したいといわれ使用したところ、きれいにそろった上の歯並びが乱れた経験はあります。保護者の方もせっかく上がきれいにそろっていたのにと言っておられました。

これも失敗例ではないのですが、きれいになっても6歳臼歯の後ろの歯の7番目の歯が生えるまで(約14歳頃)まで保定をかねてマイオブレースを使う事を推奨していますが、みなさん中学生になると忙しくて来られなくなるので、久しぶりにくると少し前歯がガタガタなっている場合も時々あります。

そして過剰歯や永久歯の埋伏や乳歯の早期脱落などは多種多様なので個々の患者さんに応じて、できる事できない事を説明いたします。